第8回ポプラ社小説新人賞は、764作のご応募をいただきました。
一次選考では、71作を通過とし、二次選考では20作品に絞り込みました。
そして三次選考を経て最終候補4作品を決定、下記の結果となりました。
第8回ポプラ社小説新人賞には、764作のご応募をいただきました。
一次選考では71作、二次選考では20作品が選ばれました。
その後三次選考を経て最終候補作として下記の4作品を決定しました。
今回の最終候補作には、島を舞台にした民俗的な小説から美術ミステリなど幅広い作品が揃いました。選考会には弊社社長の長谷川を選考委員長とした計14名の選考担当者が臨み、作品についてさまざまな意見を交わしました。
どの作品も書きなれた文章で綴られ、エンターテインメントしてもドラマを構築しようという意識の見える作品が揃っていました。中でも『白い壁とレンブラント』『天使たちの夜明け』は興味深い設定に読み応えのあるドラマが盛り込まれており、全体的に高い評価を受けました。
ただ、賞には一歩及ばず、作品の持つ“可能性”という点でも弱さが感じられたため、残念ながら今回は該当作なしとなりました。
詳しくは、各作品の講評をご覧ください。
同時に第9回ポプラ社小説新人賞の募集を開始いたします。
新しい才能に出会えることを期待し、みなさまのご応募をお待ちしております。
第8回ポプラ社小説新人賞 1次・2次選考通過作品発表
第8回ポプラ社小説新人賞は、764通のご応募をいただき、下記の71篇が1次選考を、うち20篇が2次選考を通過いたしました。
タイトル名 | 著者名 | 2次選考通過 | |
---|---|---|---|
Heavens Rule | 一野真里 | ||
その頃 ひいらぎ団地では | 菊地としの | ● | |
老碌のアイロニー | 小川次郎 | ||
いつか、あの丘で | 北山四郎 | ||
いい夫婦のあり方 | 流川耀実 | ||
僕が生きる世界へ | 雲井琴子 | ||
眠りの墓 | 村上慧 | ||
あの夏、花火を見上げられなかった僕たちは | 雪町春生 | ||
ホテルエデン | 虹乃ノラン | ||
漂流 | 西炎子 | ||
ある村の再生とシャーマンとヤギ | 世一英佑 | ● | |
蛇の虚構 | 黒木郁臣 | ● | |
うさぎのラプソディー | 村井萌 | ||
ナイセスト・ピープル! | 入槌カオル | ||
テン・フィート! | 平翔平 | ||
アフター・ヒューマン | 夏樹りつ | ||
バブル | 凩治彦 | ||
井蛙 | デムラセイコ | ||
僕がカレンダーの6月3日を真っ黒に塗りつぶした10の理由 | 菅井敏晴 | ||
未来が愛した今日の一瞬 | 大椛馨都 | ||
陽の当たる場所 | 鳴木エミ | ||
白い壁とレンブラント | 上甲大 | ● | |
心に傷を負う男 | 中野竜二 | ||
夏スぺ!九州縦断徒歩合宿 | 酒本歩 | ||
そこで、どんな夢を見る? | 冨岡理 | ||
出生届と死亡届 | 三浦薫 | ||
ふせーぎふーが | 権宗扇 | ||
思い出の町 | 佐藤ユンコ | ● | |
ピヌピヌ | 勝木友香 | ● | |
高みの見物 | 岸辺麻樹 | ||
満月屋殺人事件 | 田中史明 | ● | |
スタンガン男はエンジェル・シャークの夢を見る | 高橋恵 | ● | |
イシュタム・ロンド | 畑中葎 | ● | |
どこまでだってひとりでいける | 志部淳之介 | ● | |
卓上のブルー | 田中ヒロマサ | ||
ノベルメーカー | 和田伊不 | ||
最終章から始まる物語 | 山田甲八 | ||
エネミーライター | 原憲之 | ||
Call my name | キクコ | ||
孫兵衛と五匹の猿たち | 高木理絵子 | ||
乱世の恋 | 西川正孝 | ||
カワセ参上 | 小森隆司 | ||
行動は雄弁である | 難波典子 | ● | |
夢見香 | 英彦山岩石 | ||
こうみえて迷子 | 竹内真理 | ● | |
吉備津厠之花子伝 | やまざきにんふぇあ | ● | |
座敷童と出会ったマッチョ | 居間正三 | ||
跳べ、圭太 | 巨海直人 | ● | |
クロスボーダーM&A | 野間戸ケン | ||
キャッティービー | 豊田潤二郎 | ● | |
君の知らない君の初恋 | 界達かたる | ||
僕をふった女 | 川岸夏帆 | ||
鳥の影を追う | 知景みつる | ||
健全なる援助は健全なる交際に成る | 墨屋好乃 | ||
はつはなの咲く年 | 藤田七緒 | ||
平安火消し奇譚 | 桐継 | ||
季節外れの花 | 村野樹雪 | ||
天使たちの夜明け | 鷹山悠 | ● | |
それ | 工藤不羅 | ||
このヤバい会社じゃ元カノも心配するわな | 悠木優紀 | ||
青空のむこう | 鈴木辨治 | ||
第三の女 | 椎名雅史 | ||
蒼碧のまほろば | 鏡直日 | ||
流れ星のように | 加藤竜士 | ||
ONE ON ONE | 浜X途 | ||
彼女が海にとけていく | 有海ゆう | ● | |
闇黒の敵手 | 宮路和弘 | ● | |
空の成分 | イシイハンゾウ | ||
青い夕焼け | ひろたいく | ● | |
世界は私が創ってる | 伊豆多亜子 | ||
Mind Revive Network System | 成田光輝 | ● |
第8回ポプラ社小説新人賞 作品募集
あなたの〝面白い〟を届けてください。
ポプラ社小説新人賞は今年で第8回を迎えます。
前身のポプラ社小説大賞を含めると、小川糸さん、伊吹有喜さん、向井湘吾さん、寺地はるなさんなど、多くの作家の方々がデビューされてきました。
以前より続く、弊社の新人賞の特徴は、編集部にて審査を行うということです。
一人の読者として、純粋に〝面白い〟と思い、一人の編集者として、最高の一作をともに作り上げたい、と願う作品を選びます。
皆さんの思う〝面白さ〟が凝縮された作品を、編集部一同心よりお待ちしております。
対象 | エンターテインメント小説を求めます。 ジャンルは問いません。 日本語で書かれた自作の未発表作品に限ります。 |
---|---|
原稿枚数 | 400字詰め原稿用紙換算200枚~500枚。 手書き原稿は不可とします。 ワープロ、パソコンなどで、A4判の用紙を横置きにし、1枚あたり40字×35行にて縦書きで印字してください。また、必ず通し番号を入れてください。 |
フォーマット | 1枚目にタイトル、氏名または筆名(フリガナ)、400字詰め原稿用紙換算枚数をお書きください。 2枚目以降に内容紹介(原稿用紙1-2枚程度)を書き、本文の前に添付してください。 別紙にタイトル、氏名(フリガナ)、筆名(フリガナ)、性別、職業、年齢、略歴、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、この賞を何で知ったか、を必ず明記し、作品と一緒に綴じず、同封してください。 |
選考 | 編集部にて審査 |
賞 | 新人賞 正賞記念品 副賞200万円 ※入賞作品はポプラ社より刊行 |
締め切り | 2018年6月30日(当日消印有効) 今年の募集は終了しました |
発表 | 2018年12月10日(ポプラ社ホームページおよびポプラ社発行PR小説誌「asta*」にて) |
諸権利ほか | 入賞作品の出版権及び二次(的)利用の諸権利は弊社に帰属します。出版の際には規定の印税が支払われます。 |
注意点 | 応募原稿はいかなる場合にも返却しません。 必ずコピーをお取りください。 他の文学賞との二重投稿は失格とします。 審査に関するお問い合わせには一切応じられません。 |
応募先 | 〒160-8565 東京都新宿区大京町22-1 ポプラ社内「ポプラ社小説新人賞事務局」 |
※応募された方の個人情報は適正に管理し、本小説新人賞以外の目的に利用することはありません。