新・童話の海(8)
リンリンちゃんとワンゴ天才発明会社
犬のリンリンちゃんのお兄ちゃん・ワンゴは発明家。でも、ろくな発明をしてくれなくていつもトラブルばかり。頭にきたリンリンちゃんは、家出をすることに!
発売年月 |
2010年12月 |
ISBN |
978-4-591-12201-3 |
判型 |
A5変型判 |
サイズ |
206mm x 154mm |
ページ数 |
135ページ |
主な対象年齢・学年 |
小3
小4
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
児童読み物(国内)
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定価 |
1,100円(本体1,000円) |
日本児童文学者協会とポプラ社が行っている小学校中学年向け童話の公募、
「新・童話の海」の第二回入選作です。
犬のリンリンちゃんのお兄ちゃん・ワンゴは発明家。
けれど、リンリンちゃんにとって迷惑なものばかり発明し、トラブルばかり。
いいかげん嫌になったリンリンちゃんは、家出をすることにしました。
ところが、リンリンちゃんに重大な危機が発生!
ワンゴは助手のシーズーをひきつれて、即座にリンリンちゃんを助ける機械を発明し、
救出へと向かいます。
さあ、リンリンちゃんは助かるのでしょうか!
そして、きょうだい関係はいったいどうなる!?
キュートな、センスのいいナンセンスストーリーで入選したこの作品の著者・
丘紫真璃氏は、14歳の時に「黄色い卵は誰のもの?」(幻冬舎)でデビュー。
銀色夏生氏に「生まれながらの物語作家の誕生」と絶賛される。
三次元イラストともいうべき刺繍イラストで物語を深く広く大きくした画家・
MICAO氏は、「スタイルアサヒ」(朝日新聞社)や「うかたま」(農文協)などの表紙絵、
『安房直子短編集』(福音館書店)などで活躍中。世代を問わず支持されている。
「テンポよく進んでいくお話をとおして、非日常的な遊びの世界がいきいきと迫ってきます。
〜苦しみも悲しみもない、こどもの感性と同じ幸福感があふれています。
命あるものもないものも、ひとつになれる童話ならではの楽しさがあります。〜」
解説(西本鶏介)より